一人暮らしを初めて5年目。
30代になってから一人暮らしを始めていわば遅咲きの一人暮らしをエンジョイするようになった私の備忘録。
若いうちのスタートではない私独自の住む場所、部屋の選び方をまとめておこうと思う。
私自身、正社員というものになったのが30歳になってからなので、それまで実家でぬくぬくとフリーターをしつつやりたいことをやっていた。今回はその話はしないが、そこから正社員として働くようになり、一人暮らししないとなって思うようになってからの話をしようと思う。
まず始めに私は会社の転勤命令によって、東京に行くのがきっかけで一人暮らしをすることとなった。通達を受けて3週間後には東京で出社しろという理解に苦しむ内容に、私は二つ返事で引っ越しの手配や部屋選びを済ませて実家をたつことになる。
引っ越しまでにやらなければならないこと
私の場合は色々と時間がない中で行った内容なので、時間に余裕がある人はもう少し適当でもいいかもしれない。
決まってからやらないといけない最低限のことを順番に書くと以下。
- 住む場所の決定
- 引越し業者の選択
- 住民票の移動
- 電化製品の購入
- 各種契約住所変更
とりあえずこの5点をやっておけば、東京に行くことができる。
ただしこれは実家からの引っ越しに限る。部屋を引き払う場合はそれとは別に退去に関する手続きも必要になるので注意が必要だ。
それでは一つ一つ掘り下げていこう。
住む場所の決定
最初にこれをやっておかないと住めないし他の手続きも進まない。
住む場所については別で話すが、できるだけ会社に近いところをオススメする。
移動時間に本を読むだの、オーディブルを聴くだの、有効活用ができるからとか言われているが、そんなことより移動距離が短いほうが良い。
なぜかというと、仕事後の自由時間がどれだけあるかで他のことができるからだ。帰宅時間の1時間は必ず1時間使うことになってしまう。往復でいうと2時間。
これが徒歩圏内ならほぼ2時間が自由になる。
なんだってできる。寝ることだって、勉強だって、遊びや飲みだってできる。
家に帰って家事だってできる。それこそその時にオーディブルを聴く。そしたら移動中に聴くより倍効率が良い。
さっきから出ているオーディブルについては下記。
本を聴くことで手が空き他のことができるという点ですごくいい。読む時間がない人にオススメ。さまざまな本が月額1,500円で聴けるのでかなりお得だ。
話が少しそれたが、目的にあった場所が各々あるはずなので、一度書き起こしてみてほしい。
会社から近いこと、スーパーが近いこと、電車が近いこと、駐車場があるところ、などなど住む場所の選定が終われば、次は部屋選びだ。
部屋は使い勝手命
部屋に関してはそれこそ人による。お風呂に浸かりたい。料理をしたい。宅配BOXがある。家賃はいくらまでか。外の景色はどうか。都市ガスかどうか。ネット回線はどうか。等が私が選ぶ理由だ。
生活の中でお風呂に浸かることが何より大事なので当初の内見ではお風呂が追い焚きできるかどうかで選んだ。
料理をある程度するので広めのキッチンを探した。住まいの検索項目でコンロ2口以上のチェックを入れると広めのキッチンが出てくる。
宅配BOXは自分で用意するよりマンションについているタイプがオススメだ。使い勝手もいい。デメリットは一杯になっている時は再配達になることだが、自分で管理すると最悪盗まれるケースもあるので注意が必要だ。
あとは家賃がその中でも安いものを選ぶ。目的や必須なものの中から一番安いものを列挙し比較する。目標金額よりも遥かに高いところが見る必要がないので、必要最小限にまとめて内見をする。
内見の際に、景色やネット回線について確認する。
内見際に違和感を感じたらそこは辞めたほうがいい。どんどん次のところを見ていく。隣から見えるのが嫌だとか、玄関から部屋までの導線がどうだとか、水回りがキレイかとかコンセントの位置は使いやすいところにあるかとか、気になる所が少ないところを選ぶ。
部屋が決まれば契約を進める。その際、ただただハンコ押すのではなく、支払いに関してはシビアに見ておかないと不動産会社に良いようにお金を巻き上げられるので注意しよう。
部屋探しにおいて全国に展開しているアパマンショップはメール問い合わせが充実しているのでしてみるといい。
引越し業者の決定
部屋も決まったことなので、次は引っ越し業者を決める。日程が切羽詰まっているので早急に日程を調整しておかなければならない。
引越し業者に関しては一つ一つ調べるのも面倒なので一括で申し込みができるところを選んだ。
見積もりが基本的に訪問見積もりになる。どれぐらいの荷物の量か確かめて見積もりをしてくれる。
だいたいの業者が即決めを要求してくるが、最安値を選べばいい。今回の場合は大事なものでもPCくらいで他家電は別で購入するので最安値を選択した。
注意が必要なのは、安かろう悪かろうを選択しないこと。大手会社でも意外と安くすむ場合もある。どういったサービスがついてくるのか確認し、自分に合った業者を選択しよう。靴とか数ないのに靴のボックスで数千円取られたり、ちゃんと見ていないといらぬ費用がかかってくるので気をつけよう。
住民票の移動
引っ越しの日程も決まったら、というか引っ越しするまでにやっておかなければならないのが、住民票の移動だ。手続きに関しては元居た場所から新しい場所のそれぞれの区、市役所にて行う。引っ越してしまってから住民票を移動するとなると元居た場所の役所に行かねばならないので絶対に引っ越す前に行うこと。
手続きが簡単になるという意味ではマイナンバーカードを作っておくと良い。顔写真も入っていて免許証が無い人でも身分証明としての価値がある。
運転免許証も住所変更が必要になるが、元の住民票のコピーが必要の場合があるので、証明書は2枚程度あるとのちのち便利だ。
手続きは日にもよるが、人が少なければ小一時間もあれば終わる。
私の場合、手続きを終えてからランチをして、ゆっくり時間を過ごしたりした。
電化製品の購入
引っ越し先に家電が必要な人は今のうちに買っておいて、引っ越し時期に合わせて配達してもらうと効率がいい。
引っ越しが終わった翌日に到着でいいと思う。
電化製品の購入に関しては、ネットの方が安いものが多いが電気屋さんで購入することをオススメする。それは何故かというと、設置までしてくれるからだ。レンジやテレビはともかく、洗濯機や冷蔵庫の設置は大変なものになるのでおまかせできるのであればそれがいい。
あと物にこだわりがないのであればセット購入も時期でやっているのでお得に購入可能だ。
※最近ではネットでも設置までやってくれるところがあるらしい。
各種契約住所変更
コレ自体はネットで完結するところも多いのでそこまで気にする必要はないが、はがきや封筒が実家に届いては困る人たちはこの期間に変更をしておくことをおすすめする。
漏れがちなのは、ネットショップのアカウント、銀行の情報、ネット回線の解約OR移行だ。
月払いだと忘れがちなので、今自身が持っているカードや契約を見直しておこう。
もし新規で登録となったらどこを選べばいいのかわからない人もいるだろう。
以前に記事を書いているので見てもらえればと思う。
一番大変な作業
ひとまずこれで引っ越しの手続きはほぼ終わりだが、一番やらなければならない作業がある。
梱包作業だ。
こればかりは物が多ければ多いほどやっかいなものになるので、いるがすぐに使わないものからさっさと梱包してしまうこと。
消耗品はこの際持っていかない。
向こうで買えるものは極力向こうで買うようにすれば料金も少しは安くなるだろう。
ちなみに私は当時漫画を600冊程度保有していたので、かなりのダンボールが必要になった。
おさらい
引っ越しすと決めたらまずは、部屋決め、引越し業者決め、住民票移動、家電の購入、各種住所変更をする。
以上をまとめてみたがいかがだろうか。
結構はしょった部分もあるが、細かい話は別の機会に。
私は東京の転勤から急遽大阪に戻れとの通達が昨年7月にあり、2週間で引っ越しを終えた。急いでもミスなくできるように少しでも役に立てればと思う。