軽バン車中泊、10cmの厚いマットより先に「隙間埋め」。眠れない原因3つと買う前に測る4か所

本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

この記事の結論

  • 軽バンの車中泊で眠れない原因は、マットの薄さより「段差」「隙間」「傾斜」の3つです。
  • 厚いマットを1枚買う前に、段差と隙間を埋めるのが先です。順番を逆にすると、厚いマットでも体が沈みます。
  • 買う前に測るのは4か所だけです。長さ・一番狭い幅・段差の高さ・隙間の位置です。
  • 予算別の組み合わせは、約7,630円・約14,700円・33,000円の3パターンにまとめました(価格は2026年11月1日時点の楽天市場の表示。送料が別にかかる商品があります)。

軽バンや軽1BOXで車中泊をしようとして、こう感じたことはありませんか。

「シートを倒したのに、背中がゴツゴツする」
「マットを敷いたのに、腰の下だけ沈む」
「朝起きたら、体がずり落ちていた」

この記事は、そんな人が自分の車に合うマットを、1回で選べるように書きました。

先にお伝えしておくと、筆者(KAISHA)はこの記事の商品を自分で試していません。書いているのは、各商品ページに載っている公開情報と、車中泊マットを選ぶときの考え方です。「使ってみた感想」はありません。そのかわり、どこを見れば失敗しないかを、できるだけ具体的に書きます。

眠れない原因は3つ:凹凸・隙間・傾斜

軽バンの荷室で寝にくい理由は、ほぼ次の3つに分けられます。

1. 凹凸(段差)

後部座席を倒すと、背もたれの裏側が床になります。その背もたれ面と、もともとの荷室の床とで、高さが合わない車があります。ここに数センチの段差ができます。

寝たときに、この段差がちょうど腰や背中に当たります。薄いマットだと、段差の形がそのまま体に伝わります。

2. 隙間

シートと荷室の床の継ぎ目や、左右のシートの間には隙間ができます。隙間はマットを敷いても消えません。マットがその部分だけ沈み込み、体の一部が落ちる感覚になります。

3. 傾斜

倒した背もたれが、完全に水平にならない車種もあります。わずかな傾きでも、一晩中続くと体がずれていきます。

この点は、販売元自身も注意書きに書いています。今回紹介する「Levolva 軽1BOX用マットレス」の商品ページには、「設置後の車内を水平にすることをお約束する製品ではございません」「シートに傾斜のあるお車は、そのままの傾斜が反映されます」とあります。

つまり、マットだけでは傾斜は直りません。傾斜がある車では、頭を高い側に向けて寝るなどの工夫が別に要ります。

厚いマット1枚では解決しない理由

「段差があるなら、10cmの分厚いマットを買えばいい」と考えがちです。半分は正解ですが、半分は外れです。

マットの厚みが役に立つのは、小さな凹凸をならすことです。床の硬さが体に届く「底付き」も防げます。

一方で、厚みでは次の2つが解決しません。

  • 大きな段差:マットは段差に沿って曲がります。厚くても、段差の上と下で高さの差は残ります。
  • 隙間:下に支えがない部分は、マットがたわみます。柔らかいマットほど、その部分だけ沈みます。

ですから順番が大事です。まず下を平らにして、そのあと厚みを足す。順番を逆にすると、厚みを足しても段差と隙間は残ります。

解決の型は3段重ね

軽バンの寝床づくりは、次の3段で考えると整理できます。

段 目的 使うもの
1段目 段差・隙間を埋める 段差解消クッション、たたんだタオルや毛布
2段目 平らな面を作る 硬めのウレタンマット、専用マットレス
3段目 寝心地・底付き対策 インフレーターマット(厚さ8〜10cm)

全部そろえる必要はありません。たとえば専用設計のマットレスは、1段目と2段目を1つでこなす作りです。段差が小さい車なら、2段目と3段目だけで足りることもあります。

自分の車にどの段が要るかは、次の「測る4か所」で決まります。

買う前に測る4か所

マットは、荷室に入らなければ使えません。Levolva 軽1BOX用マットレスの商品ページにも「製品サイズをよくご確認の上ご購入ください」と注意書きがあります。メジャーを1本用意して、次の4か所を測ってください。測るときは、実際に寝るときと同じシートの状態にしておきます。

1. 寝る場所の長さ

バックドアの内側から、前席の背もたれの後ろまでを測ります。前席を一番前に出した状態と、普段の位置の両方を測ると安心です。

今回紹介するマットの長さは、約176〜195cmです。自分の身長に、枕のぶん約10cmを足した長さが入るかを確認します。

2. 一番狭い幅

荷室の幅は、場所によって違います。特に後輪の上の出っ張り(タイヤハウス)の間が狭くなります。一番狭いところを測ってください。

マットを2枚並べるなら、2枚の合計幅がこの数字に収まるかを見ます。

3. 段差の高さ

倒したシートの面と、荷室の床の高さの差を測ります。床に定規を立てて、シート面までの高さを読めば分かります。

ここが数センチ以上あるなら、1段目(段差埋め)が必要です。

4. 隙間の位置と幅

シートと床の継ぎ目、左右のシートの間の隙間を見ます。隙間が腰や背中の位置に来るかどうかが大事です。腰の位置に隙間があるなら、そこだけでも埋めてください。

おまけ:天井までの高さ
厚さ10cmのマットを敷くと、そのぶん天井が近くなります。マットの上に座ったとき、頭がぶつからないかも見ておくと安心です。

マットの種類は4つ。向き不向きで選ぶ

車中泊マットは、大きく4種類に分かれます。それぞれの特徴を表にまとめました。

種類 得意なこと 苦手なこと
折りたたみウレタン 安い、広げるだけ、空気漏れなし たたんでもかさばる、薄いと底付きする
インフレーター(自動膨張) 厚みのわりに小さく収納できる 膨らませる・空気を抜く手間がある
エアマット(空気だけ) 一番小さく軽く収納できる 穴があくと使えない、ふわふわして沈みやすい
専用設計ウレタン 荷室の形に合わせて作られている 高い、車を替えると合わない場合がある

インフレーターマットとは、中にウレタンが入っていて、バルブを開けると空気を吸って自然に膨らむマットです。空気だけのエアマットより、沈み込みが少ないのが特徴です。

軽バンで「段差と隙間」に悩んでいる人には、空気だけのエアマットは向きません。下に隙間があると、空気のマットはそこへたわむからです。硬めのウレタン系か、インフレーターから選ぶのが基本です。

選び方の基準は5つ

測った4か所の数字を手元に置いて、次の順に見ていきます。

  1. サイズが入るか:長さと、一番狭い幅に収まるか。2枚並べるなら合計幅で見ます。
  2. 段差を埋める手段があるか:段差が数センチ以上なら、段差解消クッションか専用マットレスを選びます。
  3. 硬さ:隙間の上に敷くなら、硬めのほうがたわみにくくなります。「硬質」「高反発」と書かれているかを見ます。
  4. 厚さ:下が平らになったあとの寝心地用です。8〜10cmあれば、床の硬さは伝わりにくくなります。
  5. しまう場所:車に積みっぱなしにするのか、毎回降ろすのか。収納時のサイズも確認します。

1〜3は、買ったあとで直しにくい部分です。先に確かめてください。4と5は好みと使い方で決めてかまいません。

候補の商品5つ(商品ページの公開情報から)

ここからは、楽天市場で販売されている実在の商品を紹介します。書いている仕様は、各商品ページに載っている情報です。価格とレビュー件数は2026年11月1日時点の表示で、セールなどで変わります。購入前に必ず商品ページで最新の情報を確認してください。

1. Levolva 軽1BOX用マットレス(LVMR-4):段差埋めと平らな面を1つで

軽バン・軽1BOXの荷室全体に敷くための、4分割のマットレスです。「解決の型」の1段目と2段目を、これ1つで担う作りです。

  • 適合:軽自動車バン・軽自動車1BOX汎用(商品名にエブリイ、ハイゼットカーゴ、ミニキャブバン、アトレー、クリッパーの記載あり)
  • 構成:マットレス本体4個、連結用マジックテープ4枚、イラスト入り取扱説明書
  • サイズ:1枚 約60.5×88cm、4枚並べて 約121×176cm(商品ページの寸法画像より)
  • 中身:50mm厚の硬質ウレタン
  • 表面:難燃PVCレザー(汚れを拭き取れる)、裏面:難燃フェルト生地
  • 価格:33,000円(楽天市場の表示、2026年11月1日時点)

注意点もはっきり書かれています。先に触れたとおり、シートの傾斜はそのまま残ります。またお客様都合の返品は受け付けていません。4枚並べた長さは約176cmです。身長が約166cmを超える人は、長さが足りるかを特に確かめてください。測った4か所と見比べてから選びます。

当サイトのThreads投稿でも、10月12日以降のクリック数が商品リンクの中で同率1位(4回)の商品です。軽バンの寝床をまとめて整えたい人の第一候補です。

Levolva 軽1BOX用マットレス

Levolva 軽1BOX用マットレス

33000円・レビュー44件・評価4.68

楽天市場で見るAmazonで見る

2. Levolva シートフラットクッション:段差だけを埋める

段差の部分に置く、三角形のクッションです。「解決の型」の1段目にあたります。

  • 形状:三角形のマットで段差を解消
  • 中身:硬質ウレタン、表面:難燃PVCレザー
  • サイズ:120・100・100S・60・60Sの全5種類
  • 価格:3,950円(5サイズとも同じ価格、2026年11月1日時点)。1個だけだと送料が別にかかります(商品名に「2個で送料無料」の表記あり)
  • レビュー:2,384件、平均4.43(2026年11月1日時点)

商品ページには「全5種類ございます、サイズをよくご確認の上ご購入ください」とあります。段差の高さと幅を測ってから、サイズを選びます。上に敷くマットは別に必要です。

Levolva シートフラットクッション

Levolva シートフラットクッション

3950円・レビュー2384件・評価4.43

楽天市場で見るAmazonで見る

3. シェルドン 折りたたみマットレス(幅50cm・厚さ4cm):安い平らな面

5つ折りのウレタンマットです。「解決の型」の2段目、平らな面づくりに使えます。

  • サイズ:幅50×長さ178×厚さ4cm(約)、重さ約2.5kg
  • 中材:ウレタンフォーム(チップウレタン)。商品ページでは「しっかりとした硬さ」と説明
  • カバー:洗える(ネット使用)、日本製(カバーのみベトナム製)
  • 価格:3,680円(2026年11月1日時点)

幅50cmなので、軽バンなら2枚並べる使い方も考えられます。2枚で幅100cmです。長さは178cmなので、身長が約168cmを超える人は枕の置き場所に注意してください。厚さは4cmなので、段差が大きい車では段差埋めと組み合わせます。

シェルドン 車中泊マット 5つ折り 幅50cm

シェルドン 車中泊マット 5つ折り 幅50cm

3680円・レビュー33件・評価4.64

楽天市場で見るAmazonで見る

4. Bears Rock 車中泊マット 8cm(MT-108F):厚みで寝心地を足す

厚さ8cmの自動膨張式(インフレーター)マットです。「解決の型」の3段目にあたります。

  • サイズ:展開時 約190×65×8cm、収納時 約65×22cm、重さ約2.4kg
  • バルブ:2つ
  • 1枚での販売(2枚セットではない)
  • 商品ページの対応車種例(軽自動車):タント、N-BOX、ハスラー、スペーシアギア、タフト、ジムニー、ワゴンR、N-VAN
  • 価格:7,350円(1枚、2026年11月1日時点)、レビュー2,678件・平均4.58

幅65cmなので、2枚並べると幅130cmです。測った「一番狭い幅」と比べてください。商品ページの対応車種例のうち、軽バンはN-VANだけです。エブリイやハイゼットカーゴは載っていないため、サイズは自分で確かめる必要があります。

Bears Rock 車中泊マット 8cm

Bears Rock 車中泊マット 8cm

7350円・レビュー2678件・評価4.58

楽天市場で見るAmazonで見る

5. FIELDOOR 車中泊マット 厚さ10cm:厚さとサイズを選べる

厚さ10cmのインフレーターマットです。S・M・Lの3サイズがあり、電動ポンプ内蔵タイプもあります。

  • Sサイズ:約60×188×10cm、重さ約2.7kg、収納時 約直径28×68cm
  • Mサイズ:約90×195×10cm、重さ約4.1kg
  • 耐荷重:150kg
  • 商品ページの参考車種に、エブリイ・アトレー・クリッパー・スクラム・サンバー・ピクシスバン・N-VANの記載あり
  • 価格:5,940円(Sサイズ・大型二重バルブタイプ1枚の、2026年11月1日「ワンダフルデー特価」。特価期間が終わると上がる可能性があり、タイプやサイズでも変わります)

商品ページにも「必ず車内サイズをご確認の上」と書かれています。軽バンでは、Sサイズを2枚(合計幅120cm)か、Mサイズ1枚(幅90cm)が候補になります。どちらが入るかは、測った幅で決まります。

FIELDOOR 車中泊マット 厚さ10cm

FIELDOOR 車中泊マット 厚さ10cm

5940円・レビュー963件・評価4.45

楽天市場で見るAmazonで見る

予算別の組み合わせ例

5つの商品を「解決の型」に当てはめると、次の3パターンになります。価格は2026年11月1日時点の表示額の合計です。

パターン 組み合わせ 合計の目安
A. まず安く シートフラットクッション1個+シェルドン1枚 約7,630円(クッションの送料別)
B. 2人で寝心地重視 Bears Rock 8cm×2枚 約14,700円
C. 荷室ごと整える Levolva 軽1BOX用マットレス 33,000円

Aは段差が大きい車向けです。段差を埋めて、薄い平らな面を作ります。1人で寝るなら最小構成です。寝心地が足りなければ、あとからインフレーターを上に足せます。

Bは段差が小さい車向けです。8cmの厚みで、小さな凹凸をならします。ただし、大きな段差や腰の位置の隙間には、タオルなどで下を埋める工夫が要ります。

Cは、毎回の準備を減らしたい人向けです。荷室に敷くことを前提にした作りなので、組み合わせを考える手間がありません。値段は一番高いので、4か所を測ってから決めてください。

よくある質問

Q. 家にある布団や毛布ではだめですか?

1段目の「隙間埋め」には、たたんだ毛布やタオルが使えます。ただ、敷布団を直接敷くと、柔らかいぶん段差に沿って沈みます。家の布団を使うなら、下を平らにしてから上に敷いてください。

Q. 冬の車中泊でも同じ選び方でいいですか?

冬は床からの冷えが加わります。空気だけのエアマットより、ウレタンが入ったマットのほうが冷えを伝えにくいとされます。冬の車中泊は寒さで体調を崩すおそれもあるので、寝袋や防寒具とあわせて準備してください。

Q. 車種専用のマットのほうがいいですか?

荷室の形に合わせて作られている点では有利です。たとえばLevolvaには「DA64V エブリイ バン 専用マットレス」のような、型式を指定した商品もあります。ただし型式が違うと合いません。自分の車の型式は、車検証で確認できます。

まとめ:厚さより先に「下」を平らに

  • 眠れない原因は、凹凸(段差)・隙間・傾斜の3つです。
  • 厚いマットは凹凸をならしますが、大きな段差と隙間は直せません。傾斜はマットでは直りません。
  • 順番は「段差・隙間を埋める → 平らな面 → 厚み」です。
  • 買う前に、長さ・一番狭い幅・段差の高さ・隙間の位置の4か所を測ります。
  • 迷ったら、段差が大きい車はA(約7,630円+送料)、段差が小さい車はB(約14,700円)、まとめて整えたいならC(33,000円)です。

メジャーで4か所を測るのは、5分もかかりません。その5分で、サイズ違いで買い直すリスクを下げられます。週末の車中泊の前に、まず一度荷室を測ってみてください。

おすすめ(おもろいの)

-ライフハック

© 2026 KINAKOの割りと優雅な節約