猛暑が尋常じゃないレベルの夏。
20年、30年前では考えられないくらい気温が猛威を振るっている。
生きるためにエアコンが必要になってしまった現代。
かといって、電気代はものすごく高くなっていて少しでも節電したいということで今回はエアコンを少しでもお得に使いつつ快適にすごすための方法を解説しようと思う。
設定温度28度は嘘
人によって快適温度が違うってのもあるし自身が快適だと思う温度。暑すぎず寒すぎずちょっと涼しいくらいの温度を知っておく。私の場合は27度くらい。
エアコンはつけっぱなしがお得は嘘
ここ15年くらいのエアコンなら30分以上の外出をするなら切った方がいい。
こまめにエアコンを付けたり切ったりするのは確かに電気消費量が高くなるが、外出が多いならつけっぱなしより一度切って帰ってから付けた方が断然安くなる。
最新版:エアコンの使い方
じゃあどんな使い方が快適且つ節電になるのか解説していく。
帰宅したら換気
仕事帰り、旅行帰りでほっと一息付きたいところだが、その前に一度換気を行って部屋に溜まった熱を逃がすこと。
猛暑の場合、密閉された部屋は外よりも暑くなっていることが多く、気温が高いところから温度を下げることになり、無駄な電気を使ってしまう。
すばやく効率的に冷やすためにも一度換気をして熱気を外に逃がそう。
窓は部屋によって数が違うが、1箇所だけでなく2箇所もしくは窓と玄関のドアを開放してあると良い。
エアコンとサーキュレーターを併用
エアコンの設定温度は部屋全体を見てくれているわけではないので一部若干暑いってこともある。だからといって温度を下げるのはナンセンス。
サーキュレーターや扇風機を使って部屋の隅々に風がいくように調整。
これにより温度下げることによって消費電力を使うよりサーキュレーターの消費電力の方が安くすむし、部屋全体が快適になる。
サーキュレーターの風で体感温度を下げる
人は無風よりも風がある方が同じ気温でも涼しく感じる。
直接風に当たるのは体調を崩してしまう可能性があるので、壁や天井に当てて跳ね返りした柔らかい風を送ると良い。
掃除はこまめに
エアコンだけに限った話ではないが、常に使う前の状態に戻してあげることで本来のポテンシャルを最大限に活かすことができる。これにより消費電力も抑えられる。
とくにフィルターは部屋の空気を吸い込んでくれる部分だが、そこにホコリがたまると吸い込む空気の量が減ってしまい冷たい空気が出にくくなる。これにより多くの電気を使ってしまう。
※注意:フィルターだけの掃除なら取り外して水洗い、掃除機で簡単にキレイになる。水洗いの場合は日陰でよく乾かしてから取り付けること。
掃除の目安は2週間に一回。
風量は自動一択
部屋を快適にするのに最適な風量は自動。
冷えるまでは強風で、その後は微風で気温を保ってくれる。部屋の温度を快適にさっさとして余分な電気を使わないようにしよう。
設定温度を下げるより風を強くする
これまでやっても熱いなと感じたなら、エアコンの温度を下げるんじゃなく、風量を強くすることをオススメする。前述したように人は風を感じると涼しく感じる生き物だから、エアコンの風だけでなく扇風機、サーキュレーターの風を使うのも有り。
スイッチを使うな
温度調節にエアコンのオンオフは使わない。部屋を冷やしてオフにして、暑くなったらオンにしてると、毎回部屋を快適にするために全力出してくるから消費電力が半端ない。
部屋にいる時は温度を保つことを意識すること。
冷気は上から下に
冷たい空気は重く、下に溜まりやすいのでエアコンの風向きは水平にして下に降りてくるようにすれば部屋全体が涼しくなる。
下向きにしていると暖かい空気が上に残り温度にムラができるのでいつまで経っても設定温度になっていないと勘違いして部屋を冷やそうとする。そして消費電力が高くなる。
最新版:室外機の使い方
見落とされがちな室外機。これも使い方によって消費電力をあげてしまうことになるので気をつけていきたいところ。
室外機が要
室外機が部屋の熱を放出するために役立っている。
熱を放出するので室外機の周りには何も置かないようにしないと効率が極端に下がってしまう。
せっかく出した熱を遮蔽物で跳ね返ってきて吸い戻す可能性もある。
熱は室外機全体で放出する設計なので物を上に置いてもいけない。
室外機は直射日光も避けること
室外機は直射日光が当たっても良いように設計されているが、当たらないほうがより効率よく熱を放出できるので日陰に設置したほうがいい。
なので風通しをよくして日光が当たらないようにしておくことをオススメする。
遮熱効果があるシートを貼るのもオススメ。貼るだけで冷房効率が上がり省エネ、節電効果が付与できる。
部屋全体で節電対策を考える
太陽の熱を室内へいれないようにすることも部屋を涼しく保つ方法になる。
カーテン、ブラインド等で日差しを遮り、熱から守る。以前に書いた断熱シートも役に立ってくる。
水撒き、濡れたタオルを干す
ベランダに水をまく「打ち水」をしてあげることで地面の熱を奪ってくれるので涼しく感じたり、濡れたタオルを干すことで乾く際に気化熱が奪われるので涼しくなる。特に晴れた日は効果があるのでオススメ。