100万円を年利3%で2年放置すると約106万円。複利を活かす先取り貯金のやり方

結論から言うと、年利0.1%以下の銀行預金のままだと複利の恩恵はほぼゼロだが、年利3%で回せれば100万円が1年後103万円、2年後は103万円の3%が乗って106万900円になる。この「増えた分にもさらに利息がつく」仕組みが複利で、貯める上で一番効くのは「先に天引きして、あとは仕組みに任せて放置する」ことだった。

銀行に預けるだけでは複利の恩恵がほぼ無い理由

日本は超低金利が続いているので、普通預金に置いているだけではお金はほとんど増えない。銀行口座は「支払い用」としての役割がメインで、「増やす」役割はほぼ期待できないのが正直なところだ。貯金にしても投資にしても、まず先に考えるべきなのは「どうやってお金を捻出するか」になる。

複利は、具体的な数字で見ると分かりやすい

年利1%と聞いても、多いのか少ないのかピンとこない人は多いと思う。具体的な数字で見てみる。

  • 100万円を年利1%で預けると、1年後に1万円増えて101万円になる
  • 1000万円なら、1年後に10万円増えて1010万円
  • その1010万円をもう1年預けると、今度は1010万円に対して1%なので10万1千円増える

このように「増えた分にもまた利息がつく」仕組みが複利で、預け続けるほど雪だるま式に増えていく。ただし今の日本の銀行預金は金利0.1%以下がほとんどなので、この恩恵はほぼ受けられない。そこで出てくるのが投資で、元本割れのリスクはあるが、年利3%前後で運用できる可能性がある。年利3%なら、100万円は1年後103万円、2年後は103万円に3%が乗って約106万900円になる。何もしなくても増えていく、というのが複利の力だ。

月末に残った分を貯金、はうまくいかない

「使った後に残った分を貯金・投資に回す」というやり方は、結局ほとんど残らないパターンになりがちだ。効果があったのは、先に一定額を取り分けて、最初から「無かったもの」として扱う先取りのやり方だった。自分の意思で毎回振り込むのではなく、給料日に自動で天引き・引き落としされる設定にできると、さらに続けやすい。

無理に金額を決めると、ストレスで続かない

貯める・増やすと言っても、生活を切り詰めすぎるとストレスで反動的に使ってしまうことがある。いきなり大きな金額を天引きするのではなく、少しずつ金額を増やしていく方がうまくいきやすい。

仕組みを作ったら、あとは放置した方がいい

手動で管理しようとするほど、「今回は出費があるから今月は減らそう」のようなヒューマンエラーが入り込みやすい。先取り・自動化の仕組みを一度作ったら、あとは予算内で生活できているかだけを定期的にチェックし、細かい調整はしない方がうまくいった。私が使っているのは楽天証券で、特にこれでなければいけないわけではないが、使いやすさと実績のある証券会社として候補に挙げておく。

まとめ:数字を知って、仕組みを作って、あとは放置

複利は、具体的な数字で見ると「何もしなくても増えていく」力だと実感しやすい。ただしそれを活かすには、銀行に置きっぱなしではなく、先取り・自動化の仕組みを作ることが前提になる。無理のない金額から始めて、仕組みを作ったらあとは放置する。これが一番続けやすいやり方だった。

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