はじめに、難しいことを考えたいわけではなくて、マネーリテラシーを育てる一環として書き留めておこうと思い書きます。
よく食べ放題で元を取るとか言われますけど、商品そのものにそういった元を取るということが当てはまり、損益分岐点という名称で考えられる。まさに損になるか、得をするかの境界線です。
損益分岐点
どういったものにも最初のうちは損をするようにできている。この場合の損はお金がかかることとします。
商品を買ってすぐは使用も消費もしておらず、お金を使ったという事実しかない。
りんごを食べるために一個買いました。これだと買っただけ食べるために買ったが、食べてないので損をした状態。りんごを落として車にぺちゃんこにされたらその損は弁償ということがなければ無くならない。りんごを食べることができて損益分岐点に到達する。
最近主流のサブスクで考えてみる。ディズニープラスが月1,980円払っているとする。豊富なコンテンツを見放題だが、レンタルショップで借りることを考える。この場合店にいって借りるということは無しにネットで完結する方を例にとると、1本1週間借りて100円~300円、高くて500円とすると、ディズニープラスの金額を超えるには、100円なら20本、300円なら7本、500円なら4本観ることが損益分岐点となる。
消費するまでマイナスである例としてあげたが、それでは逆にプラスになることを考えてみよう。この場合のプラスは、特別な体験をしたものは除き、単純に利益になったこととすると、さっきのサブスクだと、100円なら20本、300円なら7本、500円なら4本、それ以上のタイトルを視聴すれば得したと考えられる。20本で2,000円する映画タイトルを40本観れば、実質1,000円なので半額で観れたことになる。ただこの場合は最終的に費用として払っていることに変わりがない。
利益として自身にお金が入ってくるとするならばどうだろうか。農業で考えてみると、1粒5円種を100粒手に入れて育てる。最終的に80個が実り、内50個が売れた。その時の一個単価は50円で、合計2,500円で売れたことになる。種100粒500円で、2,500円の利益とすると、2,000円が利益(肥料などの経費は除く)、育てたものから100粒の種を作れば、次回からは種を仕入れなくても作れるようになる。説明の簡略化のため肥料等は別として考えるが、種を買った500円の費用は売れた時に相殺されて、残り2,000円と他100粒の種が残る。そうなると次回からは2,500円はまるまる利益となって、自身からのコストは最初の500円のみとなる。この場合の損益分岐点は500円の種代と、次回の種分を用意できたときになる。そうなれば、追加でお金が足さなくても常に2,500円を生み出せるシステムが出来上がったことになり、損益分岐点はそこになる。
ビジネスにおいては、その益を得るために様々な設備投資や、人材確保、広告宣伝、など日々のランニングコストが大きくかかってくるので、プラスになるまでに時間もお金もかかる。損益分岐点がかなり高いところになってしまう。
いくら利益があったとしても、仕入れたものや諸経費たちがある限り、儲けになるまでは遠く感じます。
以下にそういった諸経費を抑えつつ利益を最大化させる必要がある。
その点でいうとブログはむちゃくちゃ安くで開設運営ができるからいいのかもしれない。
ではまた