延期されたNARUTO新作4話は『忍空』コラボと発表。岸本斉史「忍空がなければNARUTOは存在していません」、忍空アニメ全55話は1日1話でジャンフェスまでに見終わる

2023年9月に放送されるはずだったNARUTOの新作アニメ全4話は、『NINKU-忍空-』とのコラボ作品だったと報じられています。延期から約3年、ようやく中身が明かされました。放送日はまだ決まっていません。

発表の場で、NARUTOの作者・岸本斉史さんは「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」とコメントしています。

忍空を知らない人が今から追いつくには、テレビアニメ全55話で約22時間かかる計算です。NARUTO関連の次の大きな発表の場、ジャンプフェスタ2027(12月19日・20日)までは68日あるので、1日1話ずつ見れば間に合います。

この記事では、発表の中身と、忍空とNARUTOの関係、予習にかかる時間を、公式発表と報道だけで整理しました。私は忍空を全話見たわけではないので、作品の感想は書きません。数字と事実だけの話です。

発表されたのは「全4話の完全新作アニメ」

発表は、2026年10月10日(現地時間、ナルトの誕生日)にニューヨークで開かれた「ニューヨーク・コミコン2026」のステージ「NARUTO: What's Next?」です。日本時間では10月11日の朝で、電撃オンラインやオリコンなどが同日に報じました。

9月29日の時点で、公式サイトは「ニューヨーク・コミコンで完全新作アニメに関する世界初公開情報を発表する」と予告していました。ただ、それが忍空とのコラボだということは、このステージで初めて明かされました。

わかっていることは次のとおりです。

項目 内容
話数 全4話の完全新作
監修 岸本斉史さん・桐山光侍さん(忍空の作者)が全話を監修
監督 阿部記之さん(テレビアニメ『忍空』『BORUTO』)
キャラクターデザイン 西尾鉄也さん(テレビアニメ『忍空』『NARUTO』シリーズでキャラクターデザイン・総作画監督)
放送日・配信先 未発表
近い発表予定 ジャンプフェスタ2027(2026年12月19日・20日、幕張メッセ)でPROJECT RASENGANの続報

あらすじも公開されています。カカシから任務を任された第七班のナルト・サスケ・サクラが、道中で別の世界に迷い込みます。そこに、カエルのような顔をした少年・風助(忍空の主人公)が現れる、という話です。

声優は当時のキャストが再集結、主題歌はFLOW

公式サイトの特設ページ(naruto-official.com)では、キャストと主題歌も発表されています。ナルトたちは「少年篇」の姿で登場します。

役 声優
うずまきナルト 竹内順子さん
うちはサスケ 杉山紀彰さん
春野サクラ 中村千絵さん
はたけカカシ 井上和彦さん
風助 松本梨香さん
藍朓 真殿光昭さん
橙次 小杉十郎太さん
里穂子 林原めぐみさん
ヒロユキ 鈴木勝美さん

主題歌は、オープニングが「GO!!!」、エンディングが「ビバ★ロック」で、どちらもFLOWです。アニメーション制作はPIERROT FILMSです。

風助役の松本梨香さんは、「当時のオリジナルキャストとの再会は感慨深く」とコメントしています。ナルト役の竹内順子さんは「サスケとサクラちゃんとまた任務に臨めるなんて。感動の極みです」とコメントしています。検索候補の「忍空 声優」を調べている人には、「当時の声のまま」が答えです。

同じステージでは、岸本斉史さんが描く『NARUTO-ナルト-』の新作漫画『NARUTO-ナルト- SHADOW RISING』も発表されました。連載の時期や掲載先は、まだ発表されていません。

実は3年前から待たれていた「全4話」

今回の4話は、突然出てきた企画ではありません。NARUTOのテレビアニメ放送20周年(2022年10月)を記念して制作が告知されていた新作アニメです。

オリコンやまんたんウェブなどは、今回の発表を、2023年に延期されたこの新作アニメの続報として伝えています。報道によると、この新作は2023年9月3日からテレビ東京で4週連続で放送される予定でした。ところが2023年8月、公式サイトが「20周年記念作品として、約6年5ヶ月ぶりに制作される本作のさらなるクオリティの向上を理由に、放送時期を延期する決断をさせていただきました」と発表します。そこから約3年、続報はありませんでした。

発表当時、ストーリーは明かされていませんでした。今回のニューヨーク・コミコンで、その中身が「忍空とのコラボ」だったとわかった、という流れです。「延期されたあの4話は、どうなったのか」と待っていた人にとっては、約3年越しの答えです。

「いつ放送?」の答えは、まだ誰も知らない

Googleの検索候補には「naruto 忍空 いつ」「naruto 忍空放送日」が出ています。ただ、10月12日の時点で、放送日も配信先も発表されていません。2023年の当初の予定はテレビ東京での放送でしたが、今回の発表では放送の局や配信先には触れられていません。

今回のステージでは、NARUTOの新しい展開をまとめた「PROJECT RASENGAN」の続報を、ジャンプフェスタ2027(12月19日・20日、幕張メッセ)で明かす予定と発表されました。ただ、忍空コラボアニメの放送日がそこで出るかどうかは、明言されていません。

「似てる」「パクリ?」への、作者本人の答え

検索候補には「忍空 ナルト 似てる」「忍空 ナルト パクリ」も並んでいます。この点には、今回の発表で岸本斉史さん本人が答えています。

オリコンなどが伝えたコメント全文によると、岸本さんは「僕は『NINKU-忍空-』の続きを見たくて『NARUTO-ナルト-』を描きました」と書いています。NARUTOは忍空から大きな影響を受けて生まれた作品で、「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」とのことです。風助はナルトの「陰の師」で、いつか作品の中で師弟の関係を描きたかった、とも書いています。

忍空の作者・桐山光侍さんも、岸本さんの提案で企画が実現したこと、忍空の世界を深く受け止めてくれていることを光栄に思う、とコメントしています。

つまり、似ているのは隠し事ではありません。影響を受けた本人が公言していて、影響を与えた側もそれを喜んでいる関係です。今回のアニメは、岸本さんの言葉を借りれば「本当の意味での、続き」です。

アニメのスタッフも重なっています。監督の阿部記之さんは、1995年のテレビアニメ『忍空』の監督です。キャラクターデザインの西尾鉄也さんは、忍空とNARUTOの両方のアニメに関わっています。

忍空ってどんな作品?巻数と話数

忍空は、桐山光侍さんの漫画です。まず数字だけ並べます。

作品 掲載・放送 量
漫画『NINKU-忍空-』 週刊少年ジャンプ、1993年〜1995年 ジャンプコミックス全9巻(文庫版は全6巻)
漫画『忍空 SECOND STAGE 干支忍編』 ウルトラジャンプ、2005年〜2011年 全12巻
テレビアニメ『NINKU-忍空-』 フジテレビ、1995年1月〜1996年2月 全55話

テレビアニメの放送が始まったのは1995年で、今から30年以上前です。今回の新作アニメで初めて名前を聞いた、という人が多いのも自然だと思います。

今から予習すると何時間かかるか

テレビアニメの全55話を見る場合で計算しました。30分枠のアニメなので、オープニングなどを含めて1話を約24分とします。

  • 全55話 × 約24分 = 約1,320分 = 約22時間
  • 10月12日から、ジャンプフェスタ初日の前日(12月18日)までは68日
  • 1日1話(約24分)ずつ見れば、55日で見終わり、13日余る
  • 68日で割ると、1日あたり約19分あれば間に合う

通勤や寝る前に1話ずつ、というペースで十分に追いつけます。週末だけにまとめる場合は、12月18日までの週末が9回なので、1回あたり6〜7話(約2時間半)が目安です。

NARUTO側を見直したい人は、量がまったく違います。テレビアニメ『NARUTO-ナルト-』(第1部)が全220話、続く『NARUTO-ナルト- 疾風伝』が全500話あります。今回のあらすじは第七班の4人がそろっている話なので、見直すなら第1部が近い、と私は考えます。ここは私の推測です。

忍空のアニメはどこで見られるか

検索候補には「忍空 アニメ 配信」「忍空 どこで見れる」も出ています。

10月12日時点で、dアニメストアに「NINKU -忍空-(全55話)」の作品ページがあることを確認しました。dアニメストアは月額660円(税込)の見放題サービスです。ただし、dアニメストアには一部「レンタル作品」もあると案内されています。見放題に含まれるかどうかは、契約する前に作品ページで確かめてください。

dアニメストアは、月の途中で退会しても日割りにはならないと案内されています。10月12日に入会して1日1話なら、見終わるのは12月5日で、10〜12月の3か月が課金の対象です。初月無料が適用されれば11・12月の2か月分で1,320円、適用されなければ1,980円の計算です。アプリから入会すると月額760円で、無料期間は14日間と案内されています。

ほかの動画配信サービスでも配信しているという情報はありますが、今回は公式ページで確認できませんでした。配信の状況は変わるので、見る前に各サービスで確認するのが確実です。

私の結論:今回は「懐かしい」より「NARUTOの元ネタを知る」チャンス

延期された4話の中身が、まさか30年前のジャンプ作品とのコラボだったとは、という驚きが一つ目です。もう一つ大きいのは、NARUTOの作者が、自分の作品のルーツをはっきり名指ししたことだと思います。「似ている」という話が、30年たって作者本人の言葉で答え合わせされました。

NARUTOから入った人にとって、忍空は「ナルトの先生の先生」にあたる作品です。全4話の新作を楽しむために、予習は全55話で約22時間。1日1話なら、ジャンプフェスタの続報までに間に合います。

放送日が決まったら、それまでの残り日数で、もう一度計算し直す予定です。

まとめ

  • NARUTO×忍空の完全新作アニメは全4話。岸本斉史さんと桐山光侍さんが全話を監修する。
  • この4話は、20周年記念として2023年9月にテレビ東京で放送予定だったが、2023年8月にクオリティ向上を理由に延期されていた新作アニメ。
  • 放送日・配信先は未発表。NARUTO関連(PROJECT RASENGAN)の続報はジャンプフェスタ2027(12月19日・20日)の予定だが、アニメの放送日が出るかは明言されていない。
  • 声優は忍空の当時のキャスト(風助=松本梨香さん、里穂子=林原めぐみさんほか)が再集結。主題歌はFLOWの「GO!!!」「ビバ★ロック」。
  • 岸本斉史さんは「『忍空』がなければ『NARUTO』は存在していません」とコメントしている。
  • 忍空は漫画がジャンプコミックス全9巻+SECOND STAGE全12巻、テレビアニメが全55話。
  • テレビアニメ全55話は約22時間(1話約24分として)。1日1話でジャンプフェスタまでに見終わる。

参考にした資料

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