優雅に節約して生きていても、年に一度の健康診断で「コレステロール高め」なんて言われると一気に「優雅」から「不健康優良不良少年」に格下げされた気分になる

「卵は控えめに」
卵は高くなったとはいえ、10個300円以内で買えるスーパーフード
これが悪者ってのは納得いかない
今回は、そんなコレステロールの真実を語ろうと思う
節約しつつ健康に気を配りたい人向け「本当に知っておくべきコレステロールの話」
コレステロール=悪ではない
まず大前提
ポイント
コレステロールは、私たちの体にとって必要不可欠な成分なのだ
細胞膜をつくったり、ホルモンを作ったり、ビタミンDの生成にも関わっているという重要人物
悪者扱いするには、ちょっと働き者すぎん?
そしてよく聞く「悪玉(LDL)コレステロール」「善玉(HDL)コレステロール」。
この“悪玉”って名前、実はちょっと可哀想。
▼簡単にいうと…
タイプ | 働き |
---|---|
LDL(悪玉) | コレステロールを体中に運ぶ係 |
HDL(善玉) | 余ったコレステロールを肝臓に戻す係 |
どちらも役割があってバランスが大切
“悪”とか“善”ってラベル、ちょっと大げさ
誰だそんな名前つけたのは
卵=コレステロールが上がる?それ、昔の話
これはよくある誤解
「卵を食べるとコレステロールが上がる」
今も信じてる??
実は近年の研究では、食事から摂るコレステロールが血中コレステロールに与える影響はそこまで大きくないとされている
しかも、卵には良質なタンパク質やビタミン、ミネラルも豊富
1個でいろんな栄養が摂れる、まさに節約民の味方でしかない
1週間に10個は普通に食べている(もちろん個人差はあるので無理は禁物)
本当に気をつけたいのは「トランス脂肪酸」と「糖質過多」
コレステロール値を気にするなら、むしろ注意すべきはトランス脂肪酸と糖のとりすぎ
▼トランス脂肪酸を多く含む食品
- マーガリン
- ショートニング使用のパン・お菓子
- ファストフード
これらは、LDL(悪玉)を増やし、HDL(善玉)を減らすという、まさに健康の敵
そして意外かもしれませんが、糖質のとりすぎも中性脂肪を増やしてLDLを悪化させる原因になる
甘い菓子パンや、清涼飲料水、間食が習慣になっていないか、一度見直してみるのも大事
私は主たる食事からは消えた
数か月に1回くらいの頻度になっている
コレステロールに効く“節約健康食材”3選
「高いサプリや健康食品を買わないと…」なんて思わなくても大丈夫
お財布に優しく、健康にも優しい食材はちゃんとある
① オートミール(1食あたり約30円)
水溶性食物繊維が豊富で、悪玉コレステロールを減らす効果も
ミルクで煮ても、味噌汁に入れてもOK
② 鯖缶(1缶100~150円)
EPAやDHAが豊富で、血液サラサラ効果あり
汁ごと使えば、栄養を余すことなく摂れる
③ 納豆(1パック30~40円)
腸内環境を整え、悪玉コレステロールの排出をサポート
朝ごはんや夜のプラス一品にぴったり
「我慢する節約」ではなく「選ぶ節約」へ
コレステロールを気にするからといって、
「卵をやめよう」
「揚げ物は一生封印」
と考えるのは、ちょっと味気ない
大切なのは、「何を控えるか」
ではなく「何を選ぶか」
健康も、節約も、そして人生も
“ちょっとした選び方”が、じわじわ効いてくるもの
「優雅に生きる」ためには、健康な体が土台
でも、そのためにお金をかけすぎる必要もありません
節約しながら、無理なく健康に
そして、ちょっと得した気分で今日を終える
それが
「KINAKOの割と優雅な節約生活」
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