都心と郊外では部屋の広さが全然違う。
家賃も違うし狭い部屋で暮らさないと生きていけない人にとって物は邪魔のナニモノでもない。
ミニマリズムは、シンプルで意識的な生き方とされている。
所有物を減らすことで心の負担を軽減し、優雅な生活を手に入れる。
物質主義からの解放や魂の平穏を求める人たちにとってはミニマリズムは強力なツールになるだろう。
だがしかし、私はそんなミニマリズムな生活は味気ないと感じてるって話。
捨てるだけが生きることではない
不必要なものを部屋に置くスペースは無いだろうし、捨てる事自体が悪いと言ってるわけではなく、残すべきものもあると私は思っている。
シンプルな生活スタイルがもてはやされているが、血が通っていないとどうしても感じてしまう。
物に愛着があるものは残してもいいと思うし、一時的なスペースを確保することで置き場所の余裕も作るべきだと思う。
ミニマリストについて今書いても他に山のように書かれているので今回は省く。
ミニマリズムの中に如何に物を残したらいいかという視点で今回は書いていく。
必要なものとその逆
ミニマリストにとっての必要なものは大まかに言うと、自身の時間を作ってくれるものたち。
ドラム式洗濯機、食洗機、シンプルで同じ服、プロテイン、掃除ロボット、掃除がし易いように床はフローリング等など。
部屋にあるのはベッドとPCデスクだけみたいな。
悪いとは思わないよ。
でもやっぱり味気ない。
そんなんで心は安定しているのだろうかと思う。
確かに、これは他人から見ても無駄がなく生活がシンプルで良いと思われる。
だが、生活なんよ。
他人にとっては無駄なものでも、自分にとっては大事なものってあるはず。
思い出によりやる気アップするものは残す
なんでもかんでも思い出だから残すのは違うんだけど、思い出パワーによって通常の数倍力が出るような物は残すべきだと私は思っている。
過去に執着するとかそういうことが言いたいのではなく、これがあったから今がある「おし頑張るか」みたいなパワーをくれるものって大事じゃないかと私は思う。
私にとってはゲーム
今やレトロゲームと言われるようになったものだが、コレを見るたびにあぁ生きてるなと感じる（オカシイ）
好きなソフトを10本になるまでは買い足そうと思っているが、これを見つけた時とかなかなか嬉しいものがある。
確かに、他で不必要だと思われるものは捨てたり売ってきたが、こういったものは他人には評価しづらいが私にとっては残したいものなのだ。
線引方法について
前述したが、なんでもかんでも思い出だから残すってわけにはいかない。
部屋は有限なのだ。
今あるものを選別するための方法を解説する。
選別場所を作る
床に広げられるスペースを作る。
物は広げないと選別しづらいため。
一ヶ月以上使っていないもの
まずは一ヶ月以上使っていないものとその他で分ける。
月に数回使うものは必要なものなので省く。
半年以上使っていないもの
残ったものから半年以上使ってないものを洗い出す。
それを先程分けたものとは別の場所にまとめておく。
ここで考えて欲しいのが、使い捨てでもいいかどうか。
一年に数回しか使わないものってずっと家にあっても仕方ないものだが、たまに使うんだってこと。
使い捨てやレンタルの方が場所も取らず最新の物が使えるってこともある。
製品を買うより、安い場合もあるので見直すこと。
一年以上使っていないもの
残ったものから一年以上使っていないものを洗い出す。
それはいりません。なんとか処分しましょう。
ちょっとまった。
愛着のあるもの
一年以上使っていないものに愛着はあるかどうか。
思い出が蘇り心地よい自分になれるかどうか確認。
そうでもないなら要らない。
処分だ。
収納について
先程分けたものから、期間別に収納スペースを考える。
よく使うものは出しやすく、あまり使わないものは奥に。
よくある間違い
収納を買ってからしまうのではなく、必要だから収納を買うこと。
逆だと無駄に収納できてしまい部屋を圧迫することになる。
収納方法について
カテゴリーに分けてまとめる収納は半年以上のものだけが良い。
月に数回使うようなものはカテゴリーではなく、よく使う場所に配置することをオススメする。
たとえば本。
キッチンで良く読むならキッチンに。
トイレならトイレにと。
用途によって収納場所は変えるべきだ。
物が減ると心の余裕が出るのは本当
部屋の乱れは心の乱れとはよく言ったものだ。
性格は顔に出る。
名は体を現す。
乱れようにも乱れないくらい物が少なければいいってのは分からんでもない。
床が見えれば見れているほど余裕があるのかもしれない。
愛着のあるぬいぐるみ、アイテムは、その余裕以上にやる気と元気を奮い立たせてくれる。
自分らしい部屋で過ごしやすい環境を作り、一人でも多く優雅な生活をしてもらえればと思う。
